おなかの雑学|良いウンチとあまりよくないウンチ編|

こんにちは、健康推進課の小山です。
個人的に、夏の終わりが風情があって一番好きな季節です。
暑くて辛い日が多くても、いざ終わるとなるとなんかさみしいんですよね~(._.)

さて、みなさんはウンチを普段から観察していますか?

いや、いきなり汚い話ですみません。
でもこれ、とても大切なことなんです。
ウンチは、私たちのおなかの中の調子を教えてくれるバロメーターです。

では、一体、どういうウンチが良いウンチなのか、今日はウンチについてのお話をしたいと思います。

ウンチは何からできている?

ウンチは何からできているか?
と聞かれたら、「食べ物のカス」が思い浮かびますよね。
実はウンチの主な成分は水分なんです。
とても意外ですよね!!

正常な便の70~80%は水分で、残りの20~30%が固形物となっています。
固形物の内訳は、主に「食べ物のカス」「腸の壁からはがれた細胞」「腸内細菌」と言われています。

ちなみに、人の腸内に住んでいる菌は1000種類100兆個と言われ、体によい働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、何もしない「中間的な菌」がいます。

良いウンチとあまりよくないウンチ

『ウンチさえ出ていれば形は関係ないよね!』

いいえ、残念ながらウンチにも良いウンチとあまり良くないウンチがあります。
良いウンチには、色・形・においに特徴があるんです。

良いウンチの色は明るい茶色で、形は「バナナ状」「半練り状」になっています。
70~80%くらいの水分量で、いきまずにスルッと出てくるくらいの硬さ理想的な便と言われています。
また、においもキツくなく、少し酸っぱいにおいがすると言われています。

一方、あまりよくないウンチは、黒っぽい色(カチカチウンチ)や白っぽい色(ゆるゆるウンチ)で、においもキツイです。

これらは「腸内環境」が大きく関係しています。
腸内が健康だとバナナ状のウンチが出やすく、逆に調子が悪い時はカチカチコロコロや、水状のウンチが出やすいと言われています。

腸内環境は「細菌のバランス」で決まる

人の腸に住んでいる菌は大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「中間的な菌」の3つに分かれています。
実は、健康的な人でも悪玉菌と呼ばれる菌は住んでいます。

では、なぜ悪い菌がいても調子を崩したりしないのかというと・・・?

ズバリ、善玉菌と呼ばれる良い菌が悪い菌の働きを抑えてくれているからです!

善玉菌の代表格である乳酸菌は、体の中で「乳酸」を作ります。
この乳酸が悪い菌の働きを抑えて腸内を整えてくれるのです。

まとめ

良い菌をたくさん摂取することで、悪い菌が活動しにくい腸内環境を作ることができます。
つまり、良いウンチを出すには、腸内環境をよくするのが一番の近道なのです。

ウンチは漢字で書くと、「便」
便は、「お便り」と読むこともできます。
体からの「お便り」をよく読んで(見て)、毎日良い便が出るような生活を心がけてくださいね!

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小山 泰生

西都ヤクルト2015年入社。 宅配営業部、直販営業部を経て総務部健康推進課に所属。 現在は健康推進課3年目に入り、おなか教室・健康教室や工場見学会の実施など主に広報としての分野を担当しています。 趣味は野球観戦で、シーズン中は神宮球場に足繁く通い詰めるほどのスワローズファンです。 【宝物:山田哲人選手のサインボール】 【マイブーム:仕事終わりのランニング、おうち居酒屋】

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